ブログ書く暇もないくらい追いつめられて仕事してました。って、過去形じゃない。なんだか締め切りというお化けが後ろからもの凄い勢いで迫ってくるような切迫感を受けつつ生活してing。余裕が欲しい!と叫んで見たら、あらら2月が終わるではないか。 なんだかなぁ〜なのである。 先月までかかり切りになっていた杜劇祭。様々な演劇人と出会い、作品に対する真摯な姿勢に感服しつつ、自分にない新しい感性に出会え楽しい時間だった。 リーディング形式の演劇スタイルを体験できたのも新鮮だった。一口にリーディングと言っても、様々で本を片手に身振り手振りで演じるのもあれば、楽器の音色とコラボったりと多種多様。まるで、MTVのアンプラグドで見せたロッド・スチュワートのパフォーマンスみたいだ。当時アンプラグドは生楽器の演奏に合わせイスに座って歌うというスタイルだったが、ロッドは時に立ちあがり、いや時に座りながらのパフォーマンスだった。だから、その後発売されたCDには、ごていねいに...and seatedとまで記されていた。 と、12年ぶりに来日するロッドに敬意を込めて。あ〜今回ばかりは会いにいけない。 そのロッド来日とそのライブに行けない悲しさを言いたいためだけに、ずいぶん横道にそれたが、杜劇祭の演目が多種多様な広がりがあったということ。 その中で川村智美さんのプログラムではスライド写真と俳優の発することばが絡み合うという演出だった。そこで映し出される写真(スライド)は、不思議な色合いのものだった。あるいは、写真自体を傷つけたような...。本人に聞いたら、現像後フィルムを特殊液で洗ったりして1点もののスライドを作っていたそうである。デジカメ全盛となり、コピーが簡単な時代に1点ものってなんだかいいなと思っていた。 そして、そういうもの作りをしなきゃ〜なと思っていたら、公演後に川村ちゃんから記念にと1枚のスライドをいただいた。ゆっくり見る暇もなくドタバタしていただ、明日から3月。ちょっと余裕を持って生活しなければ。 dsc08212