昔ラジオの収録後聞いた自分の声にがく然とした。上っつらな声で妙にフラフラ。なんだか落ち着きがないトーン。なんでこうなんだろう?取り直すと聞いたら、いやカットすると寂しいことば。話しは面白いけど、声がなぁ。と酷評され、高校時代尊敬していた小柴大造氏との共演も無残にNGとなってしまった。そして、小柴氏からも「お前、腹で喋ってないからだ」と叱られた。鼻で吸って、口から出す。横隔膜をしっかり収縮させおなかに空気を貯めるイメージがなかなかつかめない。腹式呼吸出来ないことが悪だとその時悟った。そういえば、その頃美樹ちゃんも歌手デビューの準備でボイトレしてるんだけど、うまくいかなくて…なんて、話してたっけ。 ってことで気にはしてたけど、その後すっかり忘れていた。 数年前からスポーツクラブ通うようになって、再び意識しはじめ、ようやく形になってきたところだ。しかし、最近週一ヨガラー(だれもこうは言わないか)を実践していると、ここでは、鼻で吸って鼻で吐くのが基本。せっかく癖ついてきたのにと思っていたが、別の友人からも鼻で吸って鼻で吐いた方がいいよと薦められた。ならばとはじめて見たら、ポーズとともに実践すると、なんとも薄い、薄い。空気が半分も吸い込めない。こりゃ参ったと思ったがしばらくつづけることに…。 吸う、止める、吐くを繰り返すと自分なりのリズムが掴めてくる。 右の鼻で呼吸をすれば活性され、左の鼻で呼吸すれば鎮静作用があるらしい。 さらに右脳、左脳それぞれが活性化され、創造力がわき記憶力がよくなり、頭脳明晰になるというおまけまで付いてくる。ということで、ちょっとはまっている呼吸法である。