♪よーくかんがえよ~、お金は大事だよ~。う~う、う~う、う、う、う~。などという嘆かわしいTV-CMがオンエアされている。なんとも思わないのか!で、ある。今日はその件について考えてみたのであ~る。
 実は私、矢田亜希子が大好きなのである。あの育ちのよさそうな雰囲気、振る舞い。そして、時折見せる強いまなざし。目ジカラというのだろうか、ブラウン管やグラビアを通しても伝わってくるあの視線。芯の強そうな良家のお嬢様というカンジが大好きなのである。だから、大目にみてこれまで黙っていたのだが、本当にゆゆしき問題なので他事騒論なのである。 矢田亜希子が演奏するオルガンにあわせ、子ども達が笑顔で踊り歌っている、「♪よーくかんがえよ~お金は大事だよ~」と。不況、不況と公務員以外の全ての日本人があえいでいる。何にって、生活にだ。つまり、行き着く先は、トホホお金ということになってしまうのだが、だからと言って子ども達があんな歌を歌っていいはずがない。どこの家庭でも、あのCMが流れると子ども達が立ち上がり大声で歌って踊っている様を見せられ愕然とする。しかも親も笑って見ているではないか、一緒に踊っているではないか。少女売春の低年齢化が進んでいる。中学生、小学生までもがお金欲しさにその世界に足を踏み入れてしまっているのだ。親が手にした保険金を目当てに子ども達が子どもを恐喝し、金をむしり、自殺まで追いやった事件などを見ても凶暴度、残虐度が増している。子ども達は無邪気に「お金は大事だ~よ」などと歌っている場合ではないのである。この経験が脳に刷り込まれ、当たり前の行動指針になってしまうのである。だから、保育所、保育園でこの曲をみんなで歌って踊ってるのよ等と聞くと、ぶっ飛びそうになるのである。歌いやすいし、簡単な振り付けだからと飛びついては、なんたる、安直。なんたる、手抜きかと言わねばなるまい。こんな長けりゃあり得ないと思っていたが、今年の流行語大賞などにノミネートされでもしたら大変だと危惧していた。なんだかわかんないうちに『毒まんじゅう』のお陰で回避できたが、この『毒まんじゅう』が今年の流行語だっていうのも訳わかんないよな。さんざん自分がやっといて、番長(首相)にそっぽ向かれた途端先生(一般大衆)にチクリまくりのいじめられっ子みたいなものじゃん。仲間売った奴が『毒まんじゅう』『毒まんじゅう』って、笑顔っていうのもなぁ~。おおっと、脱線しすぎた、スイマセン。流行っているからとか、みんなが歌っているからと先生が先導してては、これからの子ども達のせちがない人生が見えてしまうではないか。 で、もって別ヴァージョンの話。ギバちゃんが、なぜかアヒルとコラボして披露宴で歌うというCM。オイオイ、いい加減にしろよ。これからの二人に必要なのは『お金』、だから保険に入りなよとは、なんたる祝辞だ。こういう夢のない結婚式をあげるから、あげさせられるから、行き着く先は『離婚』となるのである。おおっと、離婚なら、まだいいか、保険金目当てに殺されるよりは…。というわけで、あんんまりなCMだと思うのである。そして、それを安直に楽しんでいるのはどうかと言っているのである。「あんまりだ!」を「あんまりだ!」という目を持ちましょうと言いたいのである。ほうら、歌でも言っているでしょう、「よーく考えよ~う」って。すべての出来事にここを飛ばしているのが問題だよね。ジャンジャン。

                        2003年12月24日 クリスマス・イヴに