はっきり言ってジーナ・デイビスは恐い。途中から金髪になるが、それが一段と恐い。酒井法子かと思うような目張りバッチリ顔になってからは、まるで鬼だもの。殺人マシーンとして指名を受けていた昔に戻ったって言ったて、ハマリ過ぎよ! 集団の敵に1人2人で立ち向かうのはよくあるパターンですが、それが女性というのはエイリアンのシガニー・ウィバー以来の気がします。 なるほど、女性にはこの手があったのねってな感じで、水による拷問シーンは、新しい展開でした。あれは、スタローンやブルース・ウィリスには使えないものね。 ところが少しは、色っぽくあって欲しいシーンなのですが、全然そんな気が起きない。下着姿で磔にされて水に漬けられると言うシーンも記憶を無くしていた過去が蘇り、みるみる顔が恐くなっていくあたりはなかなかの熱演ですが、やっぱり恐い。 ホテルで金髪に髪を染め、チャーリーに変貌していく際の目つきと背中からただよう妖気は、「危険な情事」で、マイケル・ダクラスに邪険にされて凶暴なストーカーに変貌していく時の蛍光スタンドのスイッチを引っ張り、つけたり消したりしていたようでだれも近寄れないものがあった。  サミュエル・L・ジャクソンが今回は格好よかった。「評決の時」のあのさもない黒人労働者とは違い、おしゃれで機敏な役柄で好感がもてた。「パルプ・フィクション」の殺し屋もいい味だったが今回もそこまで行かないがおしゃれでよかった。 船が壊れるだけの「カットスロート・アイランド」よりはアクション的にも面白かった。

4.0